昨日は町内の若手経営者が企画したまちづくりフォーラムに参加しました。
医療大学の移転を受けて改めて町の進むべき方向性を確かめようと言う試みです。
発表者は3人。
1人目の当別町商工会事務局長から当別町商工会の移転検討委員会の動向について説明。
委員会は大学と繋がっていて、頻繁に連絡をとっています。
2人目は松岡商事の松岡君。
成長できる町を目指したい旨の内容でした。
3人目はファームエイジの小谷社長。
医療大学を有機農業の拠点にしようと言う内容でした。
商工会が大学と意思疎通ができて、いろいろな事務能力を持っている実務型組織だとすると、松岡君や小谷さんは理想を語る人。
渋沢栄一の理念(論語)と実務(算盤)両方が揃わないと物事は成功しないと言う言葉が思い出されます。
昨日の話を聞き、私なりに当別の優位性を考えた時、当別では商工会が事務機能として動いてるところに可能性があると思いました。
戦略、戦術なき理念は成就しない。
戦略、戦術を描ける機関が手元にあるかどうかが非常に重要になる。
医療大学は医療大学のものです。
その相手と腹を割って話せる関係性がないといけないのではないか?
今、商工会が手探りでやってることは大学との信頼関係の構築です。
その基盤があっていろいろな人の思いを大学にぶつけ、世の中に発信できる。
論語と算盤を民主的あるいは組織的にやる例はあまりない。
当別町でそれができると画期的です。