たまに経済の本を読みます。
理系なんで経済学を勉強したことはない。
でも後付けで学んでも良いし、社会環境の変化により経済も変わるだろうから、学び直しは必要。
今回読んだ日本経済読本では日銀の話、外国為替の話、年金や保険の話、経済にまつわる戦後の歴史など一通り日本経済が解説されてます。
やはり気になるのは国の借金。
リフレ派と呼ばれる、借金なんて高止まっても良いのさ、と主張する人もいますが、借金が多いとなんか落ち着かない。
アベノミクスの第三の矢、つまり「成長戦略」が果たされなかったと言う批判もあります。
私はエネルギー問題が気になってます。
貿易赤字となる石油依存を脱するべく、再エネ産業や送電投資、電化商品開発を優先したら良いと思いますが、あまり進んでる実感がない。
本当はトヨタを始め水素社会に期待していたのだけど、進まないので、最近はあきらめモードになってます。
だったら洋上風力や太陽光、地熱発電に力を注ぐ。
国立公園の中に地熱発電所を作っちゃダメなんだろうか?
情報産業がここまで発達するとは思わなかった。
考えてみれば人の移動というのは、情報を得るための移動でもあったのだが、ネットで情報が得られるのであれば、そのために移動するより、ネットで情報を得た方がよっぽど安い。
ネット販売、ネット交流、ネット通信。
この分野で日本がリードを取れなかったのは痛い。
言葉の問題がハードルだったのか?
日本の得意分野のものづくり。
私はロボット産業にも期待してました。
ファナックや安川電機の他にいろんな業種業態でロボットメーカーが現れると良い。
マクロ経済がわかったからと言って中小企業である我が社の経営に役立つ事は少ないけど、外国へのキャッチアップが原動力となって成長してきた日本が新しい希望を持って進めば自分の会社にとっても精神的追い風になると思う。