2022.12.15

若者の短歌を読む

どこでこの本の事を知ったのか覚えていない。 

買ってみて初めて短歌の本だと知った。

玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ

木下 龍也、岡野大嗣。
ともに歌人。

木下龍也は1988年生まれ。岡野大嗣 1980年生まれ。

短歌の世界を味わいました。

言葉の一つ一つの響きや印象。
言葉が連なる事で生まれる言語空間。
短歌全体が醸し出す作家の息づかい。
短歌集となった時に迫ってくる若者の世界観。

ウーンと唸ってしまう短歌。
木下龍也はそれとなく私たちに短歌を書いてみれば?と言います。

仕事では荒っぽく使ってる言葉ですが、使いようによっては切なさを嬉しさをこんなにもみずみずしく表現できるものなんだと気づきます。

大学二年生の次男にこの本の事を話したら、彼は木下龍也の「天才による凡人のための短歌教室」を読んでいて、私の読み終えた本と交換しました。

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