昨日はパッシブシステム研究会のメンバー企業のモデルハウスを見学しました。
この住宅は床下にあるエアコン一台で暖房をしてます。
パッシブシステムは換気のやり方の事で、外からの空気を床下に取り込み温め、ガラリや吹き抜け、通気用の壁を介して室内を循環させ、最後は煙突で排気する仕組み。
見学会の後は住環境研究の専門家で、会の代表である福島明先生のセミナーを行いました。
住宅性能はLow-eトリプルガラスのサッシができてから格段に断熱性能があがり、空気の流れをうまくコントロールすれば少ない暖房機器で家が暖まるようになりました。
気流をうまくコントロールするノウハウを会の仲間の工務店が実験や情報交換して、安定的な技術として確立していこうとしています。
こう言う研究を1社でやるには事例が少なすぎ、グループでやる事が効果的です。
パッシブシステム研究会のメンバーは私にとってとても心強い住宅性能向上仲間です。