3年前くらいからJR北海道と交渉して取得した札沼線廃線跡地に看板を立てました。
何をするにも時間がかかるとは言え、このプロジェクトはほんとに時間がかかる。
JRから取得した後、測量を始め、レールと枕木と砂利の撤去、隣接土地の取得交渉、逆に当社が隣接土地所有者に売却する土地の確定、住人説明会、町内会長への説明、オンライン展示会への参加などなど、いろいろやってきました。
現地はまだ草ぼうぼうでほんとにここに家が建つのかな?と言う状態です。
いらなくなった線路用地を住む場所として再生する。
非条理な経済原理を知恵で解決する努力を惜しんではならない。
住居用地9区画、小屋用6区画全部が埋まる日は10年後かもしれない。
その間、裏山の町有林との関係、少し離れたところにある所有農地の活用など、周辺環境の整備も図っていく。
金沢エリア全体がエコシステムとなるにはどうしたら良いのか?時間がかかるだけに考える時間はある。
考えてる間に住んでる人も年を取り、社会は変化し、技術は進歩する。
必然の変化を受け入れつつ、謙虚な主体性を探し続ける。
きっと良いエリアになるに違いないと勝手に思い込んでます。