先日、商工会で当別高校活性化に向けたアンケートを取ってもらいました。
定員割れが続く当別高校をいかに活性化させるか?という事ですが、地元産業界で当別高校があってありがたい、なくては困るという状況はどんなことかと考えた時、採用で当別高校と良い関係がある事が良いのではないかと考え、各企業にどれほどその様なニーズがあり、採用後どの様な育成ができるか?を答えてもらいました。
以下がそのアンケートです。
・・・・・・
現在求人をしていますか?
□はい □いいえ
Q2 「はい」とお答えした方にお尋ねします。
Q2-1 求人している雇用形態は次のうちのどれですか?
正社員 パートタイマー 嘱託社員 その他
Q2-2 どんな人材を採用したいですか?
( 記述式 )
Q3 今後、当別高校卒業生を採用したいと思いますか?
□はい □いいえ
Q4 高校時代にどんな技術や知識、資格を習得して欲しいですか?
( 記述式 )
Q5 採用後にどんな人材育成プログラムを用意できますか?
( 記述式 )
Q6 当別高校との連携に対する、ご意見ご要望やご提案がございましたらご記入下さい。
・・・・・・
310社へのアンケートの回答率は約1割。
回答した企業のうち当別高校から採用しても良いと答えが企業は約20社。
結構な数です。
今回は商工会でアンケートを取りましたが、今後は医療介護分野事業者、農業界、ロイズなど大手企業に向けたアンケート実施はどうかと考えてます。
青田刈りの批判がない採用先とのつながり、採用先が求める能力の獲得、採用先として選ばれるための努力、新しいことへ取り組むための高校管理職人事の仕組み改変、などなどが今のところの検討項目。
これらを受験生やその親に当別高校魅力として伝わる様にするにはどうするか?高校側にもいろいろ考えてもらう必要があります。
ある意味、高校教育の本質に関わるテーマでもあります。
高校や大学時代は幅広い知識や考え方を身につける時代であり、どこに就職するかはその後で良いのではないか?と言うのが世間の趨勢ですが、就職先など早いところ自分の進む道を決めて、その目標に向かった学びをする場、と言う高校のあり方もあるのではないか?
そんな意見には異論も出るでしょうが、既存観念を一旦横に置き、専門家の意見も踏まえていろんな考えを出すのも良いかと思います。