2022.07.06

農業の学習

今年から当別ひろがりファームで1人社員(Hくん)を採用しました。
40才ちょっと、転職組です。

農業で1人採用すると言うのは実際難しい。
1人分の給料が農業収入だけでは出てこないのです。

なのでひろがりファームでは冬の排雪請負をする事にしています。

それはともかく、実際に農作業に入ると作業がなかったり、天気の関係で休みになったりすることがあります。

そんな時、Hくんに農業の事を覚えてもらったら良いと思い、本を2冊買ってみました。

そのうちの一冊「麦の多品質多収栽培技術」

Hくんに渡す前に読んでみました。

北海道の小麦品種、キタホナミやユメチカラの特性、縞萎縮や雪腐れ、赤カビやうどん粉病の対策、踏圧や麦なでの事、タンパク質成分、フォーリングナンバーや灰分など品質基準、排水対策や乾燥方法などが記載されてます。

農業は体で覚え、人から盗んで覚えるものだと言いますが、やはり科学的、理論的知識は必要です。

言葉の意味を理解できなくても、言葉だけ覚えておいて後であの言葉はこういうことだったのか?と思い出して良い。

本人の意欲は大事だけど教える側の思いやしくみも大事です。

あっ、そういえば本業の方もちゃんとしてないな。

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