井原西鶴の「日本永代蔵」を読んでます。
私は「リーダーの教養書」と言う本で推薦された本を読んでいて、どんな本だか予備知識ない状態で読んでます。
日本永代蔵は1688年に書かれた本です。
この時代は徳川五代将軍綱吉の時代で1690年には儒学の振興を図るための湯島聖堂が始まっています。
日本永代蔵の内容は江戸時代のビジネスです。
どこそこの誰かが金持ちになった、それは本業に打ち込み、遊びを慎み、ちょっとした工夫を重ねたからだ、と言う流れになってます。
話の舞台は江戸や大阪、敦賀、酒田など全国各地を転々とし、商売の種類も金貸しや食べ物屋、ちょっとした製造業などいろんなジャンルにまたがってます。
成功者の秘訣がコツコツした努力なんで、身につまされる感があります。
また成功者の後継者が放蕩して、商売を潰してしまう事例も多々あり教訓として心に残ります。