先日は「豆くう人々」と言う本を読み終えました。
著者は遠軽町のべにや長谷川商店の長女。
世界約30カ国の小農村を訪ね豆料理を食べさせてもらうと言う内容。
よく行ったなぁと言う感想。
豆には
・ササゲ
・インゲンマメ
・大豆
・フジマメ
・ナタマメ
・ラッカセイ
・ソラマメ
・レンズマメ
・ヒヨコマメ
などの「属」があり
例えば小豆や大納言、白小豆はササゲ属→アズキ種です。
手亡や金時、うずら豆、虎豆はインゲンマメ属→インゲンマメ種になります。
著者はペルーやミャンマー、ブルキナファソ、ウクライナ、ルーマニアなど普通の人なら行かないようなマイナーな国の更に少数民像がいるような小集落を狙って訪問します。
それらの地では豆を炒ったり、おろしたり、似たりと様々な調理、味付けがされてると共に、野外のかまどでの煮炊き、バナナの葉に包んで手で食べる習慣、テーブルがなくて布を床に敷いて大皿で食べるなど、食べ方や家族の様子などがとても興味深く紹介されてます。
訪問先に事前連絡はしてるもののハプニングや歓迎、突撃取材などで様々な場面に出くわします。
単なる豆を求めての旅ですが、どこの場所に行っても温かく迎え入れてもらい、親切にしてもらう人がいて、心温まる物語となっています。
私も当別町で大豆にこだわった「つじの蔵」を経営してますが、長谷川さんに見習いもっと深く大豆の良さをアピールしたいと思います。