年末に読んだジャック・アタリさんによると予想は訓練で正確になり、実現に近づく。
だったら正確な予想ができるように訓練したい。
アタリさんはなりたい将来を描いて、その予想を実現する自由を獲得しよう、と言う。
昨年は演劇イヤーと名付けて、4本の演劇を鑑賞した。
演劇と言う自分の知らない世界に身を置き、そこから得られる感覚を自身の多様性拡大に貢献させようとした。
今のところ自覚できる変化は訪れてないが、そのやり方自体は有効であると思ってる。
今年は別なテーマを抱えて過ごそう。
前から興味がある写経と仏画。
早速、Amazonで般若心経の習字紙を注文した。
写経も仏画も心を鎮めるのに良いと聞く。
良い発想を得るには心を一旦、白紙にして、真実と物事の可能性に対する感性を敏感に働かせる必要がある。
ウクライナには悪いが、今の日本社会が平和である事には感謝をする。
それでも社会には課題が山積している。
課題のない状態はかつてもなかった訳で、その課題を解決してきたから寿命も伸び、1人あたりGDPも伸びた。
しかし他国は日本よりもっと経済成長しており、社会保障も充実していて、幸福度が高い、だから日本は立ち遅れていると言われる。
地方社会も産業衰退、商店街シャッター化、人口減と言う課題山積。
星野リゾートの星野さんが言ってた。
まず認知度を取るためにオチャラケが大事だと、オチャラケで認知度を高めた後に知覚品質の高いハイクオリティ商品を市場に投入する。
なあるほどねぇ。
地方に蔓延する衰退や減少にはオチャラケ要素がある。
と同時に地方にはハイクオリティ要素が潜在する。
それがブランディングなんです。
この1年、まずは心を無にし、さまざまな分野から多様性を吸収し、オチャラケとハイクオリティを組み合わせ、ブランディングを組み立てていく。
予想をより精密化し、予想にリアリティを持たせ、実現への足がかりを得る。
短絡的で、思いつきで、予想好きなだけな私だけど、より精度の高い一年にしたいと思います。