北海道の歴史(上)古代・中世・近世編と言う本を読みました。
旧石器時代から幕末までの北海道の歴史が解説されてます。
当別町に関しては明治以前に石狩平野や石狩川がどんなふうに登場するかに関心があったのですが、さほど登場回数はありませんでした。
ただ17世紀の中頃、ハウカセと言うアイヌの大勢力者がイシカリを治めていた。
その後和人がイシカリ場所を定めて主にアイヌを使ってニシン漁を仕切っていた。
などの史実を確認しました。
北海道の歴史というと明治以降の歴史のように認識されがちだが、明治以前と明治以降の歴史は繋がっている。
例えば江戸時代後期、松前藩が2度上地され、松前奉行なり箱館奉行になったのは江戸幕府がロシア進出を恐れたからであった、という認識はあまり道民に浸透していないのではないかと思いました。
これから読む北海道の歴史(下)では開拓が中心になるでしょうが、ひとまず当別町の近代史はイシカリの影響下にあると認識しておきます。