今日の日経で空き家問題が取り上げられてました。
前橋市の例を挙げ、補助金、情報集約、専門化ネットワーク、AIやハイテク活用など重層的な空き家対策が必要ではないか?と書いてありました。
当別町でも田西会館さんが不動産事業を始めたという事で、辻野建設工業や不動産ネットさんなどの宅建事業者が空き家対策協議会を作っても良いのかなと思います。
方や空き家をどのように使ったら良いのか?と言う件に関して、私は日頃から空き家のダウンサイクル化と言う事を思っています。
ダウンサイクルとは、“元々の価値より低いモノとして生まれ変わらせる”こと。
建物には様々なグレードがありますが、住宅は上位に来ます。
オフィスや店舗は住む場所ではないので、断熱や居心地の良さがさほど考慮されてません。
かなり使いこなされた住宅は用途地域など都市計画的に合法な範囲で工場、作業所、アトリエ、展示場、研究室など「住む」とは違う用途にダウンサイクルしたら良い。
住人が自宅とは別にアトリエや作業所、研究室を持つまちづくりを目指す。
そこから新たな製品や作品が生まれる、そんな循環が生まれると良い。
これが私が考える空き家対策です。