悲しすぎる結末とハッピーエンド。
どっちもありそうであまりない。
結局妥協して無難な線で人生を終えるのが人間の宿命って考えるのは悲観的な意見かも。
ギャニオンさんのイベントで会った人が読みかけてた本を買って読みました。
新海誠の「秒速5センチメートル」。

切ない恋心をひきづったまま年をとる主人公。
これは創作だからと、小説内容の解釈とあえて距離を取ろうとする自分の気持ちにやましさを感じる。
いつもそう思うのけど、本を読むことは作者との対話や作者と知り合う経験に近いものがあります。
新海誠。
日本のアニメーション作家、映画監督、小説家。
代表作に『君の名は。』(2016年)、『天気の子』(2019年)、『すずめの戸締まり』(2022年)があります。
これでまた新しい知人が増え、新しい人生経験レイヤーがひとつ増えた気がする。