2025.09.08

大佛次郎の研究

読む時と読まない時の差があるけど一応趣味と言える読書。

なるべく幅広いジャンルの本を読み、バランスの取れた教養をつけたいと言う意識があります。
食事と同じかも。

以前は仕事に関する本だけ読んでましたが、最近では小説やガイドブックを読書のレパートリーに加えてます。

文豪の作品や名作と言われる本を頑張って読むようにしてますが、近代の作家もカバーしておきたい。

今回、押さえておこうと思ったのが大佛次郎(おさらぎ じろう、1897年- 1973年)。
代表作は『鞍馬天狗』(1924年 – 1965年)、『パリ燃ゆ』(1964年)、『天皇の世紀』(1969年 – 1973年)。

『鞍馬天狗』とはなんぞや?と言う事で本を読んで調べてみました。

そもそもは鞍馬天狗は牛若丸(のちの源義経)に剣術を教えたという伝説で知られる大天狗だけど、大佛次郎の鞍馬天狗はそれとは違って幕末に新撰組などと戦う正義の味方の侍。

1961年生まれの私には少し前の時代に本や映画が流行りました。

基本は反体制側につくけど、正義があればどちらでも構わない、行動力と好奇心があり、小手先の技に頼らず、真っ向勝負をするケレン味のなさが鞍馬天狗の真骨頂。

本当は髷物(ちょんまげ時代の事を主題にしたもの)を書くつもりはなかったと言う大佛次郎ですが、鞍馬天狗が代表作となりました。

以前、横浜、山下公園近くを歩いてたら大佛次郎記念館と言う看板を見たことがあり、時間の関係で行きはしませんでしたが、大佛次郎って誰だろうと思ってました。

また大佛次郎賞と言う賞を聞いたことがあり、大佛次郎はそれほどの影響力があり、尊敬を集めた人なんだと思ってました。

今回の読書でその辺の知識がやや整理されました。

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