2025.05.14

行間を作る

国語の時間に小説の読み方を習った記憶があまりない。

小説って「行間を読む作業」だそうです。
行間に込められた思いを想像することで、文全体が艶やかに、奥深く、魅力的になる。

「大学受験のための小説講義」と言う本にそう書いてありました。

そうだったのか、確かにそうかもしれない、小説にとどまらず仕事でも「行間を読む楽しさ」を提供すると良い仕事になるかもしれない。
日々の仕事にその考えを生かしたら良いと思いました。

具体的なものと具体的なものの間に言わんとする事を隠しておき、それをお客様に感じてもらう。

家だとすればここに窓があり、そこにテラスがある、設計者の意図はこの窓辺からそこのテラスをボンヤリ眺めて欲しいと言う意図だったとして、住む人がそう解釈してくれたら良いが、別な解釈をしても構わない。

2つの具体なものの間に作者が深い意味を込める、間と間に込められた深い意味が2つの具体なものの価値を高める。
その構図をいろんなパターンで作る。

使えそうな発想だな。

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