2025.03.31

最後の晩餐

私は今のつじの蔵の裏にあった家で生まれ、中学一年生の時に末広町に引越し、そこから中学、高校、大学に通いました。
弟たち2人も同じでした。

両親は末広の家に50年間住んでました。

今年、1月に亡くなった父はこの家が大好きで一度は老人施設に移ると決めたのですが、土壇場になってやっぱりここにいたいと言い出し、結局、自宅で息を引き取りました。
私たち家族は父の願いが叶ったのだから、それで良かったと話しました。

一方、母はここにいたらいろんな人に迷惑をかけるから老人施設に移りたいと言ってましたが、父の気持ちを尊重し残ってました。

父が亡くなり、家の整理も終わり、いよいよ母が町内の老人施設に移るので、末広の家に兄弟とその家族が集まり最後の晩ごはんを食べることにしました。
母はもうこの家に戻ることはないでしょう。

何か行事があればこの末広の家でご飯食べてたけど、この食堂に集まるのはこれが最後と思うと、何かが終わる気がしました。

田西会館から寿司、小林商店からオードブルと刺身を取り豪華に最後の晩餐を行いました。

弟の嫁が食事の前に母に「何かひとこと言って」と頼んでました。
母は泣いてましたね。

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