言葉ってすごいと思います。
言葉を使えば宇宙にも行けるし、過去にも行ける。
できないことはない。
壁を通り抜けれるし、奇妙な動物も想像できる。
初めて村上春樹を読んでそう思いました。
本の名は「ねじまき鳥クロニクル」全3巻。

そして言葉ってすごいと思いました。
大まかに言えば失踪した奥さんを探す内容ですが、不思議な登場人物、ありえない体験、違う場所で同時進行する出来事、登場人物の心の疼き、待ち構える意外な展開など縦横無尽にストーリーが進みます。
この本は1994~1995年の作品です。
読む人によって注目するところは違うと思いますが、私が注目したのはスマホは出てきませんが、インターネットでのチャットの場面でした。
1995年にあれだけ正確にネットのことを書けると言うのは小説家の想像力はすごいと思いました。
虚構の世界かもしれませんが、小説家ほど自由な世界を作れる職業はありません。
しかし自分の今の仕事だって小説家ほどではないにしろ自由な可能性を持っていて、仕事の成果や人性そのものが自己表現だとすると、小説家的マインドを持てばより充実した仕事と豊かな人生を送れるのかなと思ったりします。
「ねじまき鳥クロニクル」全1156ページ、読み切りました。そして本を通じて村上春樹に会いました。