戦前、大本事件(おおもとじけん)と言う事件がありました。
新宗教「大本」に対して、内務省が行った弾圧事件で、1921年に第一次大本事件、1935年に第二次大本事件がありました。
第二次大本事件における当局の攻撃は激しく、三代教主出口直日の娘婿・出口日出麿は拷問により精神的異常をていしました。
過激な思想統制は許されません。
今回、私が読んだ本はその出口日出麿による「生きがいの探求」。
この本は日出麿が若かりし頃に書いたノートをまとめたもの。
私は信仰宗教に傾倒してるわけではありませんが、日出麿の純粋に真理を追求しようとする姿に心を打たれます。