昨日は大工の採用活動で北海道立旭川高等技術専門学院を訪れました。
2年制で各学年10人ほどが大工になるべく学んでます。
昨日は授業の様子を見、先生の話を聞きましたが、実際の採用活動としては6月頃また来て、会社説明会をします。
先生の話で興味深かった点。
◯建設会社からの要望で左官仕事を授業に取り入れた。多能工を意識した動きである。
◯大工から現場監督になりたい希望の学生がいる。
◯会社が授業料を払うパターンもある。
ちなみに入学料 84,600円、授業料(半年分)117,300円。
◯就職後の成長スピードは直線的。2、3年目で急に上がることはない。一人前になるには10年はかかる。
◯大工は建築需要以上に減る。だから大工がいなくて仕事が取れない工務店は増える。しかし採用・雇用継続は先行投資的で簡単ではない。
◯ 社員大工の場合、住民税は前年の給与所得に対して課税されるので、入社した翌年の6月から給与から天引きされる。その額約7,000円/月。
同じ月給だと実質所得が下がるので、不満を感じてやめる人もいる。
◯9月のインターンシップまでに車の免許を取るよう指導している。宿は用意しておいて欲しい。
採用は奥深い。採用に関する知識や工夫、人脈は企業にとって重要な資産と私は考えてる。