2024.11.24

空き家、空き店舗対策の事

最近、空き店舗ツアーの事を聞かれることが多い。

この前は広尾町議会議員数名が当別まちづくり株式会社を訪ねてきて、どんな風に空き店舗ツアーをやってるんですか?と聞かれました。

そして今度は奈井江町の社団法人から同じような事を聞かれ、月曜日に奈井江町に行って説明することになってます。

今、その資料を作ってます。

2ヶ所から同じ質問をされ、両方ともネットで空き店舗対策を調べて、まちづくり会社を見つけたと言ってました。

どこの町でも空き店舗、空き家問題は困った問題で、何かしようと思った時に空き店舗ツアーは良いなと思う人が多いと言う事でしょう。

はっきり言って空き店舗ツアーはやろうと思ったらすぐできる事なんで、やったら良いんじゃないんですか、と言うのが私の結論。
問題はやる気と実行力。

しかしそれで空き家・空き店舗問題は解決しない。

今年は空き店舗ツアーで2件決まったけど、まだまだ空き店舗、予備軍はたくさんある。
追いつかない。

この前やったビジコンもプレーヤーを探すには手っ取り早い。
これもやろうと思ったらすぐできる事。

課題観を共有でき、仕事ができる不動産屋さんと組んだ方が自分でよそから誰かを引っ張ってこようとするより良い。
これもやって見てわかった事。

こう言う地道な積み重ねが大切な一方、企業誘致や新産業創出もやらないと町は衰退する。

もちろん、時の流れに身を任せ、縮小するのを良しとする考えもあります。
価値観を変え、しあわせ感を変えれば、人口が少なくなったって別に構わないと言う考えもあるでしょう。

しかし、人間の本質として目標を持ち、それに向う事は生きがいにつながるのではないかと思うのです。

その目標と言うのが、例えば6次産業発展につながる企業がうちの町に来るとか、観光業が発展するとか、二地域居住が増えるとか、ラピダス関連のビジネス展開が医療大跡地で起きるとか、当別高校が画期的な学校になるとか、エネルギーが自給できるとか、アーティストが結構住んでるとか、社会人向けの学びの場が沢山あるなど、いろいろあるんじゃないかと思うのです。

大小の取り組みをおり混ぜ、結果として、空き店舗の新陳代謝がおき、空き家・空き室の新たな使い方が見出され、居酒屋さんが復活し、年老いた店主の後任が見つかり、私たちの食べる場所の選択肢が増え、文化的な活動があちこちである、そんな妄想チックに楽しげな未来を期待するのも悪くはないと思うのです。

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