世界中に知り合いがいたら良いなと最近、考えてます。
輸出入などビジネス交流、進んだ考えやシステムの導入、労働力の輸入、インバウンドの推進など、海外とのつながりが強いほど企業や地域は活性化されるし、個人も成長する。
先日、当別ロータリークラブで会員の佐々木さんがロンドンロータリークラブの紹介をしてくれました。
当別在住の佐々木さんはロンドンで和食レストランを経営していて、約1ヶ月おきに当別とロンドンを行ったり来たりしてます。
ロータリークラブの会員には他地区のロータリークラブの例会に出席できる権利があります。
これをメイキャップと言います。
数年前に当別ロータリークラブに入会した佐々木さんは当別町にいる時は当別ロータリークラブの例会に、ロンドンにいる時はロンドンのロータリークラブの例会に参加してます。
そうしたらロンドンのロータリークラブ会員が佐々木さんのお店を利用してくれるようになり、仕事上でもプラスになりました。
先日、佐々木さんが当別ロータリークラブの例会でロンドンロータリークラブの様子や活動内容を録画ビデオを使い紹介してくれました。
会員は女性が半分くらいいて、雰囲気は格式ばってなく、ドレスコードも厳しくない。
海外とのつながりを重視して、海外から来たゲストは優先的にスピーチの機会が与えらます。
佐々木さんが当別町の紹介をし、当別観光協会が作った当別の四季や行事をまとめたショートムービーを上映したところ、会場から拍手が湧き上がりました。
ロータリークラブはどこでもポリオ撲滅運動をしてますが、そのやり方は様々です。
ロンドンロータリークラブではなんでもいいから目標を立て、それが達成されたら寄付をもらい、そのお金でワクチンの購入に使ってます。
例えば1000と言う数字を目標にする場合、ありがとうを1000回言ったら10万円をポリオ撲滅に寄付すると言った人がいたとします。
その人が目標を達成したら、その趣旨に賛同する人も寄付をし、10万円集めるのに協力します。
このように寄付を集めるいろいろなやり方があるのがイギリスで、日本でも最近クラウドファンディングが市民権を得てますが、私も気軽に、自力で、楽しく、寄付を集めたいものだと思いました。
新しいロンドンロータリークラブの会長、リューさんは香港出身の女性で、リューさんから当別ロータリークラブ会員と良い交流をしたいと言うメッセージが紹介された時、世界が広がった気持ちになりました。
佐々木さんによるロンドンロータリークラブ紹介例会に先立つ別な例会ではベトナムから来た留学生ダン君がスピーチをしました。
彼の実家はダナンの近くで木材業を営み、いずれ彼は親の後を継ぐのではないかと思います。
そんな彼とのつながりを大切にしたいと思いますし、当別ロータリークラブでお世話をしている北海道医療大学歯学部6年生の台湾人、リンさんの出身地台中を訪ね、台中の例会にメイキャップしようと言う話もあります。
このように世界とのつながりを作る上でロータリークラブのネットワークやメイキャップは役立ちます。
貿易、情報化社会、サプライチェーン、金融、観光、地政、貧困問題、気候変動、交通などあらゆる面で国際関係が私たちに影響を及ぼします。
その影響を自分、相手、世界の三方にとって良い形で仕事や生きがいにつなげたい。
そのためには良い国際的人脈を築くことが大事だと思ってます。