2024.09.06

理性と正義と勇気

私の母親は昭和10年、樺太生まれで、戦後、樺太を引上げ九州に渡りました。
なので幼い頃、アイヌやロシア人と一緒に暮らしてた記憶があります。
また樺太引上げ時の混乱も経験しています。

今年の終戦記念日前後の日経に先の大戦についての記事がありました。

なぜ先の大戦と言うのか?

太平洋戦争は四つの戦争からなる複合戦争だった。
①1937年に始まった日中戦争。
②1941年に始まった日米戦争。
③東南アジアを主舞台とする日英戦争。
④日ソ戦争。

このうち日中戦争の終結や日ソ戦争の始まりや終わりが日本人はよくわかってないと言う話でした。

そこで推薦されてた本がこの本。

満州での関東軍とソ連との戦闘。
南樺太でも戦火が上がり、千島列島でも日本軍は必死で戦った。
スターリンが北海道を根室と留萌を結ぶ線で分割しようとしたが、トルーマンは反対した。

戦争においては人の命がこうもたやすく失われるものか。

なぜ戦争に突き進んでいった政治や言論をストップできなかったのか?

先の大戦の時と環境は違えど、ピリッとしない世の中で襟を正して、しっかり理性と正義と勇気を持っていたいものです。

この投稿を共有する
  • Twitter
  • Facebook
アーカイブ
一覧へ