2024.07.25

埼玉にて

昨日は埼玉県深谷市へ行きました。

羽田→浜松町→赤羽→深谷。
途中、暑いことで有名な熊谷市を通過。

昨日は曇ってて34度でまだ涼しいほう。
電車から見えたJA士幌の熊谷市消費地出荷施設。

昭和45年より順次建設され馬鈴薯貯蔵庫4棟ほか6棟で首都圏のユーザーに供給を行っているそう。
JAでこの感覚凄いな。

さて昨日は業務用野菜等の加工と原料販売を行ってる株式会社せきさんの埼玉工場を視察させてもらいました。
将来、せきさんが当別町に進出してくれたら良いな、と言う前提での工場視察です。

冷蔵庫と冷凍庫。

きざみ長芋。
北海道から仕入れた原料もあり、まずは当別町からカボチャを仕入れてくれないかなと思いました。

長芋を洗う機械。
アレルゲンの事があり他の野菜と部屋が分けられてます。

ナスを細かくカットしてるおばさん。
野菜の加工はかなり手作業がある。
この工場では60人が働いている。

労働者の確保は重要課題で外国人もかなり雇用している。
せきさんは障害者を雇用してるけど法改正で時給が上がってしまったので採算が取りづらくなったそう。

キャベツのカットと袋詰め作業。

カボチャのスライサー。

これは良いな。

茹でる機械。いわゆるブランチングと言う処理。

スチコン=スチームコンベクション。
1台で蒸し料理や焼き料理など複数の調理方法が可能である多機能な加熱調理機器で、飲食店やホテルなど大量調理を必要とする調理現場で広く使用されている。

急速冷凍室。

以上、関さんの工場を見させていただき、伺ったのは建築費高騰により新築はなかなか厳しいものがある。
工場や学校などを改修するのもあり。
今度北海道に進出するなら加工度の高い仕事を増やしたい。
でもいつ北海道にこれるかは未定と言う事でした。

親切に見せていただき、野菜加工のことは少し詳しくなりました。
引き続き6次化企業誘致に励もうと思います。

深谷市と言えば渋沢栄一の生誕の地でありました。
そこで工場視察後、タクシーの運ちゃんに頼んで渋沢栄一ゆかりの場所を案内してもらいました。

誠之堂は、大正5年、渋沢栄一の喜寿を記念して第一銀行行員たちの出資により建築されました。
設計者は当時の建築界の第一人者であった田辺淳吉で、「西洋風の田舎屋」を独自の発想を凝縮して造り上げました。

尾高惇忠の家。
尾高惇忠は日本の豪農、志士、実業家。
富岡製糸場の初代場長。

惇忠に教えを受けた一人が渋沢栄一。
惇忠と栄一は従兄弟であった。

そして渋沢栄一の生誕の地、渋沢栄一が帰郷した際に滞在し寝泊まりした場所、中の家。

渋沢栄一と言えば経営の神様。
哲学と商才を兼ね備えた稀有な方。
尊敬する人のお墓に手を合わせてきました。

生家では渋沢栄一のアンドロイドが彼の生涯を説明してくれました。

趣のある庭。

洒落たふすま。

太い柱と梁。

屋敷林の中の大きなムクノキ。

以上、深谷市を見て回り、新橋に戻り、夜は長男と後継問題についてご飯を食べながら語り合いました。

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