農村集落の未来はどうあるべきか?
この本を読み改めて考えました。
限界集落の経営学。
放牧のススメ、経営と運営を分離し、経営を外部人材に担ってもらう、国の直接投資。
地域面積÷地域人口=一人当たり地域面積
地域売上÷地域人口=一人当たり地域売上
適正な一人当たり地域面積とは最大の一人当たり地域売上を創出する面積であるべきか?
否。
景観や環境保全や自然共生など生態系全体にとって最適な一人当たり地域面積や地域売上があるはず。
人工林を育てる森、放牧地と採草地、直播米を栽培する場所、散策道、遊び場、学び場。
無限大の組み合わせから読み解き得られる最適解があるはず。
AIを使ってエリア売上を算出したり、労働配分や投資計画を立てても良い。
小型の自動トラクターに作業をやらせても良い。
少ない人口でそこそこの一人当たり売上を稼ぎ、誰からも羨まれる暮らしを実現する集落。
一見、既成の経済原則にハマらない様に見えるが実は合理的で理にかなってる。
現代に二宮尊徳がいたらそう言った集落づくりをするだろうか?