ゴシックハートと言う本を読みました。
「ゴシック」は建築様式を示す言葉として使われますが、今日のポピュラーカルチャーにおいても使われてるんですね。
ゴシックの語源は「ゴート人の、ゴート風の」で、ゴート人は野蛮で残酷だった、という事を知っただけでもこの本を読んだ甲斐がありました。
ゴシック的とみなされているものは、例えば闇、死、廃墟、神秘的、異端的、退廃的、色で言えば「黒」といったイメージなんだそうです。
この本で著者は絵画、文学、写真、マンガ、人形、廃墟など幅広いジャンルのゴシック的なものを語ってます。
こんなダークなものばかり集めて堪能する著者はきっと変わり者でしょう。
これだけ徹底してダークにこだわるのもある意味尊敬に値し、私も何か一つのテーマにこだわるとすればなんだろうと自問したところです。
しいて言えば大学生時代から取り組んでる「農村計画」かなぁ。