柄谷行人さんの「力と交換様式」に関する本を読みました。
柄谷さんは社会システムを歴史的に四つの交換様式に分類した。
A=贈与と返礼の互酬
B=支配と保護による略取と再分配
C=貨幣と商品による商品交換
D=Aを高次元で回復したもので、自由と平等を担保した未来社会の原理として掲げられている。
世界を動かす原理原則とはなんぞやと言う話だが、私の浅はかな頭でも考えてみた。
人工知能の発達とエネルギー自律が実現されれば人間は労働からだいぶん解放されるかもしれないが、その時、人間は何に感謝するだろう?、太陽や空気や水、山、動植物などの自然なのかな?と。
その互恵関係が新しく定義される事で穏やかな暮らしが得られると良いなと。
仕事においてもその変化に関われるものが望ましい。