2024.06.05

藤沢周平の世界

本というのは自分の知らない世界へ連れてってくれる便利な乗り物みたいなです。

かつては仕事に関係ある本しか読まなかった私は、数年前からいろんなジャンルの本を読むように方針転換しました。

黙ってれば自分の関心ある情報しかよこさないSNSの罠から逃れたいと言う理由もあります。

世の中をいろんな角度から眺める態度を養う事は仕事の上でも役立つと思ってます。

時代小説も今まであまり読んだことがありませんでした。
主人公、牧文四郎が剣道の腕を上げつつ、藩の政治に翻弄されながら成長、出世していく物語「蝉しぐれ」。
藤沢周平の代表作のひとつらしいです。

Wikipediaによると藤沢周平は架空の藩「海坂藩(うなさかはん)」を舞台に本を書いていたというから、「蝉しぐれ」の舞台もそうなのかもしれません。

「蝉しぐれ」は文四郎の10歳から40歳くらいまでの話ですが、自分の仕事も小説や物語のような作品にできたら最高だなと思いました。

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