2024.04.20

古典に学ぶ

音楽でも文学でも古典があるように絵画にも古典があります。

明治初期の画家やその育成を図った人たちで現在もその名が伝わっている人たちは古典を作った人たちと言えます。

その人たちは同じ時代の他の画家や指導者と何が違うのかと言えば、作品の美しさや完成度の他に、新しい技法やコンセプトを導入し、それがその後のその世界に影響を与え、今もその影響が残ってる点だと思います。

タイトルからして美術全般的な内容かと思いきや、この本では高橋由一、黒田清輝、青木繁、狩野芳崖、フェノロサ、岡倉天心、横山大観、菱田春草、富岡鉄斎、藤島武二、山本芳翠が取り上げられてます。

比べるのもおこがましいですが、自分の仕事は古典たりえるだろうか?と自分の心に問いかけて見たくなります。

そのためには自分の仕事の定義が必要ですが、経営というのは形がない。
形はないけど業務内容はある。
その業務内容は美しくて、その後の時代に良い影響をもたらすだろうか?
私の業務範囲は当別町、大きくとっても北海道。

PDCAを回すときにどの視点で回すか、と考えたときに、我が業務は古典たりえるか?と言う視点で回すと景色が変わる。

読書が役立つ瞬間です。

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