先週は当別町アパート組合で借上住宅制度について学びました。
2028年4月に北海道医療大学が移転すると約900室のアパートが空になってしまいます。
そこでその一部を町営住宅にできないかどうかの可能性を探っています。
当別町には7つの団地があり、全戸数は438戸となっており、そのうち254戸に入居者が住んでいます。
入居者数は419名、入居待機者は33名(令和6年2月現在)。
待機理由は希望の部屋が空いていないなどです。
家賃の構成は月10,000円以下が145戸、10,000円~20,000円が79戸、20,000円~30,000円が14戸となっています。
借上の仕方の例として、役場が相場賃料で家主から部屋を借上げ、入居者からもらう家賃の不足分を役場と国が折半すると言うものです。
借り上げの要件のうち厳しいと思った事は、借り上げ期間満日における築後経過年数が木造で30年であることです。
今後はアパート組合として借上制度を積極的に進めてほしいと役場にお願いし、借上住宅以外のアパートの活用方法を模索する予定です。
厳しい環境の中、知恵とやる気を絞って取り組んでいかなければなりません。