2024.02.29

日本一の工務店

伊礼智さんと尋ねる建築研修会in鹿児島。

辻野建設工業株式会社は私の他、若手社員3人が参加してます。

2日目は日本一の工務店と呼ばれているシンケンさんの現場を見学しました。

迫社長の家。

いきなり最高レベルの家を見せてもらい驚きました。

鯉のいる池に面したリビングと大きな開放的な窓。

同じ敷地にある息子さん夫婦の家と合わせて造形的な空間を形成してます。 

書斎や和室、廊下、浴室、トイレ、中庭、どれをとってもシンプルなうちに心憎い配慮と研ぎ澄まされたディテールが凝らされており、建築の真髄に触れる気がしました。

2件目のシンケンの社員さん宅から見た桜島。

380坪の広い土地を子供達の遊び場として有効活用。

テレビ代わりの白い壁のスクリーン、天井付近のプロジェクター、リモコンが使えるデッキの3点セットは我が社でも提案したい案と思いました。

大きな窓と大きなデッキがつながり、そこが玄関がわりになるので、敷地との一体感が加速される。

3件目も社員さんの家で、ガレージの開口から桜島が見える。
マメシバちゃんも出迎えてくれました。

敷地はもともと木が鬱蒼とした傾斜地。
そこに手を入れ、綺麗になった敷地に面して気持ち良いデッキが配置されます。

2種類のスタディハウス。
1件目は2,000万円、2件目は2,800万円とコストを抑えた提案住宅です。
どちらも間取りは同じですが、仕様や家具などが違います。

社員大工さんの家。

こちらも元々、森のようだった敷地を開拓して、今はランドスケープが美しい宅地に変わりました。

ハナレや外キッチンと母屋が囲む中庭は子供達が安心して遊び、仲間が集って焼肉できる贅沢な空間でした。

シンケンさんの現場監督用の社屋。

木造の大空間が圧巻で、後ほど研修会を開く会議スペースや懇親会に使ったコミュニティスペースなど、執務以外の空間が大胆に配置され、これは本当に事務所なの?と疑いたくなる建物でした。

見学の後は迫社長の講演会と伊礼さん、迫社長による対談が催されました。

迫社長の経営哲学、成長と成功の関係、飽くなき挑戦への意思表明など成功者による迫力ある内容でした。

そして大懇親会ではテーブルにシンケンさんの社員も参加。
そこで社員さんから再度、迫社長の凄さ、つまり設計に対する妥協なき姿勢を確認しました。

同時にiworksモデルハウスに取り組む他府県の工務店社長と情報交換し、今後につながる頼もしい人脈を築くことができました。

若手社員を大いに刺激を受けたようで、そのいくつかでも自社の取り組みに取り入れたいと思います。

今日は最終日で、建築現場見学が続きます。

この投稿を共有する
  • Twitter
  • Facebook
アーカイブ
一覧へ