当別町の農産物の付加価値を高めることはできないかと昨年から始めた会議が9回目になりました。
初めは何をどうしたらわからないので思いついたことを述べ、小さなことから実行しようとしました。
その成果が先日、道の駅に設置した「どひえもん」です。
話し合いの中で見えてきたのはカボチャをカットし、茹でて、冷凍にする、あるいはトウキビを茹でて、粒を外して、ペーストにし、冷凍するなどの一次加工業者が道内に少ないと言うこと。
自前でそれをやるには設備投資がかかる割には元を取りづらいので、一次加工業者を誘致した方が良い。
加工業者を誘致するのはすぐにできないから、当面、ラルズのような大手スーパーの協力を得て、当別産のキャベツキムチやカボチャコロッケ企画を進める。
当別高校の園芸デザイン課は今まで農産物の加工授業がなかったけれど、機材はあった。
昨年、農産物加工を教えることができる先生が来たので、足りない機械代を寄付してもらってトマトジュースを作れる体制を準備してます。
その過程で先生は将来に希望を見出し、生徒を巻き込み始めた。
加工ができる人材育成につながる。
加工業者誘致がキモだと分かると、情報収集の仕方が変わる。
誰かに会えば加工業者を討伐に誘致したいね、と話題にする。
そうすると、相手は当別へ医療大学問題もあるから何か協力してくれようと、知り合いを紹介してくれる。
そうしてるうちに可能性のある話に突き当たる。
それら経緯を会議で発表する。
会議の参加者は自分に何ができるか、考える。
その繰り返し。
訳も分からず始めた会議だけど、なんか可能性を感じる会議になってきました。
ホントに農産物の一次加工業者の誘致になれば凄いことで、目標はソレです。