昨日は岩出山訪問の2日目。
3ヶ所視察しました。
まずは大崎市役所。今年5月に新しくなりました。
総事業費80億円。
市民の集いの場。
まわりの窓が全面開放になります。
日曜日なのに市民が結構集まっていたのはマイナンバーカードの手続きをしていたから。
鳴子の杉をプラスチックで固めた床材。
事務室。
教育長室。
防災室。
議場。
新庁舎は区画整理事業を利用して周辺の再開発を行いました。
次に岩出山の有備館。
庭園が素晴らしい。竹林。
お隣の森泉酒造の酒蔵の壁。
一休み。
椿、ケンボナシ、アオキ、サルスベリ、イイギリ、高野槙など、北海道にはない木々がありました。
茶室。
有備館は伊達の殿様の別荘のような場所ですが、ここで勉強を教えていたそうです。
伊達政宗も一時住んでいた城山を借景に作られた池泉式庭園の中心にある有備館は東日本大震災でペシャンコになり、再建されました。
その前の地震の時に耐震性が弱さが指摘されていて、大学の研究室で精密な図面が作られていたから再建はスムーズに行きました。
昨日は徳川家康と伊達家との関係の特別企画展が開かれていて、郷土研究家の菊池さんが案内をしてくれました。
仙台方面に移動し、地震記念館になった荒浜小学校を視察。
海岸に近い集落の中心にあった荒浜小学校は2階床まで津波に襲われました。
周囲の家は全て流されましたが、生徒と子供たちは屋上に避難し助かりました。
当時の様子を語る先生と生徒達。
自然の力と不思議な静けさ、それに対する人々の感情がヒシヒシと伝わる場所でした。
以上、岩出山ロータリークラブ50周年事業の姉妹校提携にちなんだ岩出山、大崎市、仙台訪問でした。