先日、シングルマザー向けの住居について考える機会がありました。
シングルマザーの相談に乗ってる人とセーフティネットや相談窓口の事など2時間ほど話しました。
また別な元生活支援コーディネーターの方とは極めて安い公営住宅に住む方の様子などを伺いました。
それらの方々と話していて、いわゆる生活困窮者の問題って何なんだろう?と思いました。
まずは区分というか、定義というかシングルマザーや若者ワーキングプア、ニートなのか、ヤングケアラーと貧困の関係とか日本の貧困率とか普段耳にする話を一旦自分の中で整理しないとわからないなと思いました。
経営者である自分にとって身近な問題、つまり働く能力のない人をどう評価し、どう対応するか?という問題についても自分なりの答えを得たいと思いました。
周りから極端に仕事の評価が低い人がいたとして、その人の給料や最終的には雇用をどうすべきか?
いろんな仕事を用意してあげれば良いのだが、そうもいかない。
かと言って公的補助を受ける程でもない。
やる気さえあれば何とかなる問題なのか?どうしたらやる気を起こさせることができるのかという問題なのか?
など難しい問題にぶち当たってます。
まずは自分なりの調査と言うことで本を読み始めました。
2009年頃の本ですが、若干今と時代背景が違う気もする。
と言う事は状況は刻々と変わると言う事なのか。
キーワードとして社会の「溜め」と言う言葉が出てくるが、金銭的や精神的な余裕をどう作るか?と言う抽象論に対して具体的な制度や仕組みがよくわからない。
地域社会の中で個別具体な貧困問題がオープンに語られてはいけないのか?差別や偏見はたまた個人情報保護の観点からそれらの問題は隠さないといけないのか?
シェルターの問題、訓練の問題、雇用の場の問題、コーディネーターの問題。
もう少し掘り下げて考えようと思います。