学校の勉強の目的の一つに創造性を養うってのがあると思います。
しかし創造性は数値化するのが難しい能力です。
どういう状態が創造性ある状態かと言うと、自由テーマを与えられ絵を描く場合において、ある生徒がオリジナリティある抽象画を描いたらその生徒は創造性があると評価されると思います。
最初はたどたどしかったけれど、徐々に創造性を発揮する場合もある。
自分の中にある創造性に気がつき、それを発揮し表現することの面白さを覚え、そのパターンが絵だけではなくて文章や音楽、社会課題解決などに展開していけば創造性獲得の意義がある。
学校がそう言ったキッカケを与える場だったら良い。
現在、当別まちづくり株式会社がとうべつ学園で行っている地域文化倶楽部活動に私はそう言う願いを込めてます。
地域文化倶楽部では美術部活動に地域のアーティストが講師としてやってきて、染め物やイラスト、書などを体験しました。
まちづくり会社がそのコーディネーターを務めました。
集大成として生徒が作った作品展示を行います。
先生の負担軽減、部活の外部委託とその費用の捻出源、コーディネート業務、地域との関わり、そもそも部活の意義など学校を取り巻く課題はたくさんある。
美術を通した生徒の創造性向上を目的とする場合、ある程度のパターン化が必要。
Lesson1 創造性の意義について考える
Lesson2 自分らしさを探す
Lesson3 自分らしさを表現する手法を選ぶ(絵、染物、書、写真など)
Lesson4 地域にいるメンターに教わる
Lesson5 実際に作ってみる
Lesson6 発表する
Lesson7 振り返る
安定してプログラムを進行するためにはプログラムをパターン化してPDCAを回し改善する。
基本的には自学自習プログラムにする。
ある程度繰り返しが必要。
創造性は抽象的だけど大事な能力。
まちづくり会社が取り組んできた活動が今後、生かされるようであって欲しい。