以前からやる気は資源だと思ってますが、今回、やる気を2つ発見しました。
一つ目はレストランアリさんの新しい店。
アリ スタイル ラボと言うんですね。
今はテスト営業期間中とか。
私は当別の新しい動きをウォッチしてるのですが、アリさんの新しい店の事はつい最近知りました。
え?あのアリさんがふとみ駅前(旧石本商店横)に店を出した?
なぜ?
ヒルズと道の駅に店があり、今度3店舗目、随分、近いんじゃない?需要はあるのかな?
単純にそう思っちゃいますが、世の中、そう簡単に予想の範囲にはまりません。
店舗内を見るとなかなか立派な厨房器具が並んでる。
攻めるなぁ、やる気あるなぁ、アリさん。
いろんなお弁当売ってましたが、一部、すでに売り切れ。私はフォカッチャを買いました。
次に一昨日と昨日、ふれあい倉庫で行われた商工会主催のお惣菜販売イベント。
6店舗くらい出てましたかね。
商工会局長に聞いたら一昨日は60組、昨日は12時前で既に150組来て、田西さんのザンギは売り切れ、ナマステのカレーも私の次の人で売り切れ。
初めての企画にしては大成功(売り物がなくなったのは勿体無い)でした。
消費者が普段買えないものに飢えてるのか?テイクアウトに馴染んだのか?何か買い物行動に変化が起きてる気がします。
その辺の分析も興味深い。
そもそもこの企画、今回の出展者から提案があり、急きょ商工会が実行する事になりました。
実はコレってなかなかできない事。
予定にないものをやるって事業計画にないとか、予算がないとか言う理由をつけて断られるのが普通。
また「なにぃ?お惣菜フェアだと?そんな事やって人来んのかぁ?」なんて言われたり、「局長!誰がやるんですか?」とか、「この前キッチンカーフェスやってまたイベント増やすのか?」と言われるのが関の山。
この提案した人の趣旨はよく聞いてませんが、何か町を盛り上げたいと言う事を言っていたとそうです。
それを局長が真剣に受け止め実施した。
やる気とやる気がコラボした。
もしかしたら提案者の意図が外れて別なプラス効果があったかもしれません。
やってみないとわからない、やらないよりやった方が良いという事はそういう事。
やってみた後に商工会事務局の手を煩わさないために次回は出店者自ら順番制で役割分担し、メンバーを揃え、チラシを作り、会場をおさえよう、と改善するのが良いでしょう。
また、商工会が会員からの急な提案でも実行できるように事務局に柔軟な判断を任せるとか、三役で即決するとか、無駄な事業をやめたり、会員の自主企画を増やしたりして、普段から事務の効率化に努めると良いかも。
いずれにしてもやる気と言う資源の寿命は短く、すぐ別なところへ逃げてくから、それを逃さない体制が必要だと思います。