以前読んだ本で中小企業の生産性をどう上げるか?と言う課題がテーマでした。
結論の一つとして個々の人間のスキルが上がる事、とありました。
そして考えた事。
私自身のスキルは上がってるのか?
スキルを上げるためにやってるつもりのことは効果的だろうか?
例えば私は歴史の本を読む。
今は北海道の歴史を読んでいるが、それは私の経営者としてのスキル向上につながっているか?
歴史観というのは即効的ではないけど、何らかの判断や将来展望する時に役立ってる気がする。
たかが1,000円、2,000円の自己投資で得られるスキルとしては本を買って読むことはコストパフォーマンスが高い。
また、たまに東京の展示会で新しい商品やサービスの情報を仕入れるが、日帰りで安い飛行機をとれば30,000円弱で行って帰って来れる。
即座に元がとれる訳じゃないけど、一つでも良いから仕事に生かす。
自己投資としては許容範囲である。
次に考えた事。
私自身は自分のやりたいように自己投資してるが社員はどうだろう?
私は経営者として自己投資が必要と思ってるが、社員の生産性を上げるために社員の自己投資に対して会社が応援できることはないか?
社員が日頃、自己投資として何かしたいが、お金がもったいなくてできてないことは無いだろうか?
自己投資と言っても一人一人考えが違うだろう。
では1人ずつ自己投資をテーマに個人面談しようと思い、始めました。
5人くらい終わりました。
これまでで思った事。
社員てとても真面目だな。
以下、出てきた意見。
資格を取りたい、飲み会をしたい(これが自己投資かどうかは?)、日経や雑誌を取りたい、もう年だから自己投資より部下の成長を助けたいetc。
どこかに行きたい、趣味に使っても良いですか?などもう少し自由な事でも良いのだけど、(今のところ)極めて真面目な答えが返ってきてます。
私としてはせっかくの面談なんで何か一つでも答えを出していく方が良いと考え、日経を取ることにしました。
日経を読みたいと言った彼は日頃電子版を読んでるようですが、リアルな新聞は重みがある。
他にも資格取得の情報を取り寄せたり、飲み会の日程を決めたり、部下と上司の業務内容変更などをやってます。
というような感じで自己投資について考え、調べ、出来ることをやってみる。
まあこれが会社が社員の自己投資に対して応援してると言えるか?と思うが、やらないよりは良いし、もうしかたらほんとに生産性が上がるかもしれない。
個人面談はまだまだかかりそう。