やー、読みました。
メルヴィルの白鯨。
読むつもりじゃなかったんです。
でも最近、新聞で読むべき本として紹介されてたんで、エイヤっと買ったんです。
多分Amazonがなかったら読まなかったでしょう。
本屋でまともな値段で買うのもヤだし、図書館で借りるのは面倒さい私のような人が本をよく読むようになるのはAmazon(それも中古本)のおかげです。
長編小説って読むのに決心が入ります。
今回は朝から晩までやや2日かかりました。読書は忍耐です。
でも読書は自己投資として滅茶苦茶コストパフォーマンスが良いと言われてます。
読書は基礎体力増加や他人の人生を拝借するようなもんで、私はその成果を少しは仕事に生かしたいと思ってやってますが、確かに役に立つような気がします。
白鯨は間違いなく名作、古典でしょう。
読書していつも思う事は作者がどんな人でなぜこの本を書いたのか?と言う事です。
更に書かれた時代や町の様子を知ることが読書の良さの一つです。
白鯨の作者メルヴィルは1819年ニューヨーク生まれ。
船員や教員、税関職員を経験した小説家でその作品は生前あまり評価されてなかったそう。
白鯨が書かれたのは1851年。
作品の中で日本はまだ鎖国中だと書かれてます。
そんな時代にもかかわらずメルヴィルは神話や歴史、捕鯨や博物学にすごく詳しく、最近書かれたと思えるくらいイキイキと古びた感じがしません。
古典ですからそうですよね。
内容書いてたらキリがないのですが、主人公と共に捕鯨船に乗って世界一周した気分になりました。