最近、北海道の歴史を学ぶことにしました。
今まで時間があったら日本史読んでたんですが、そっちは少し休んで、北海道の歴史にシフトしました。
大人になってからの勉強が面白いのはこうやって適当に寄り道して良いこと。
商売をうまくやるのには将来をなるべく正確に予想したい、そのためには過去を学び、その延長線を描いてみたら良い、と言うのが歴史を学ぶ動機の一つ。
テクノロジーの進化がビジネス環境を大きく支配するけど、人間の本質や過去のパターンが繰り返される事は変わらぬ事実。
日本史は主に本州の事で、北海道の将来を予想するためには北海道の歴史を知っておいた方が良い。
北海道150年の歴史がいかに本州主導であったか、を考えると、この本に書いてあり今はそう盛んでない北海道独立論にもビジネスヒントはある。
歴史からの学びは特効薬ではない、ジワッとする学びで、下層部に響く学びだ。更にそこからヒントを導くには感度が必要なので、感度を磨く訓練もしなくちゃいけない。
実際には歴史はキリがない、キリがないから自分に必要なエキスを自分で選んで抽出し、地肉化しなきゃいけない、その過程自体が物事の整理となる、
ある程度年号や名前を覚えることが物差しのメモリを持つことになる。
残念な事は私はいくら歴史を学んでも頭に残らない。
本は読むけど中身を忘れちゃって、情けないけど誰かに説明できない。
などなどいろいろあるが、しばらくしたら別な北海道の歴史の本を読むつもりです。