E ・H・カーの「歴史とは何か」を読みました。
E・H・カー 。
1892年6月28日 – 1982年11月3日はイギリスの歴史家、国際政治学者、外交官。
「歴史とは何か」はカーの講演記録です。
最近、ストップしてますが、私は高校日本史の参考書を読んでます。
なぜ歴史を学ぶのか?いくつか理由があります。
・歴史を学ぶと日々の判断において長い視野で考える事ができるような気がする。
・歴史小説は著者の価値観が入ってる気がして、自分なりの評価を持ちたいと思う。
・時々、会話の中で歴史を持ち出す人がいますが、へぇーと思う一方、本当にそうなんだろうか?と思うから。
・外国人から歴史について質問された時、ちゃんと答えたいから。それがビジネス上で役立つと思う(実際にはそんな場面はありません)。
・今起きてる事と同じような出来事が過去にあり、その結果がどうだったかで、現在の出来事の行く末を占いたい(ロシアの侵攻の口実と日中戦争の発端の類似性)。
・長いスパンの時間の物差しを持ちたい。
カーの「歴史とは何か」を読んだのは著名な賢者が歴史をどう考えてたのか?を知りたかったから。
私がこの本を読んで得た2つの考え方。
歴史とは過去と未来をつなぐ考察で、過去は現在を照らし、現在も過去を照らしている。
歴史の評価はその時の社会情勢によって変わる。
歴史とは科学的である。
偶然の賜物でもあるが、何らかの方法性がある。
歴史学者は科学者と同じように「なぜ」を繰り返す。
歴史の参考書を読むのは忍耐が要りますが、少しずつ再開したいと思います。