持続可能性ってどんなことにでも当てはまる。
最近考える持続可能性は街路の植樹マスの持続可能性。
例に挙げる街路は当別駅前大通り。
最近、ここの植樹マスの一部が草ぼうぼうになってます。
なぜか?
まず第一に今まで駅前通り期成会なる会があり、先頭に立ってたTさんが引退した。
次に道庁からもらえる花代に対する補助が7割減になった。
そして今まで管理してた人達の高齢化。
一見小さな植樹マスだけど一マスが10m×2mくらいあるかな?それが全部で30はある。
私もロータリークラブの奉仕活動で年に4、5回、3マスの花植えと草取りをしてます。
さほどきれいにしてるわけではないけど、5、6人で小1時間かかる。
平均年齢は70才後半だと思います。みんな足が痛いだのと言いつつ、基本的に我慢強い人達なのでやり続けてます。
脱会して1人減り、脳梗塞になって1人減り、と戦力が減って、それがさらに残った人への負担増となります。
このような状況って他にも良くある。
こう言う時が持続可能性をよく考えるべき時だと思います。
一方でつじの蔵前のマスは3マス。
ここは何年か前に宿根草のラベンダーをもらい植えました。
管理は辻野商店の社員がやってます。
今年の7月初旬のつじの蔵前の様子↓。
社員には負担かけますが、宿根草だから植える手間がない。
ラベンダーはかん木のようなもので丈夫でボリュームあって草取りする面積が少ない。
株分や挿木など増やし方が簡単。
と言う事でまずは宿根草が選択肢として考えるべきなのかなと。
次に亜麻の宿根草を考えてみました。
当別ダム公園の亜麻畑(7月上旬)↓。
ラベンダーより当別らしさがあるけど、これは苗植えだけど、当別高校園芸デザイン科で作ってもらえるけど1苗100円くらいかかる。
30センチ間隔で植樹マス1つに250くらい(25,000円分)使いそう。
参考に札幌ビール園近くのアマとホップのフラワーロードを見てきました。
亜麻は枯れて種になってました。
当別のオリジナリティを考え、年々、宿根草の亜麻を増やすのも手かなと思い、実験でつじの蔵前に70株ほど植えてみました。
これが来年あたりどうなるか観察しようと思います。
その他、農家の力を借りた機械化を検討してます。
マス内の低木を取っちゃい小さなトラクターで全面的に起こし、ヒマワリかナタネ、レンゲ、キカラシを植える。
または牧草の種を蒔いて、自動草刈機を回す。
何らかの対策を考え、通りの美化の持続可能性を実現する。
技術と仕組みと資金対応、役割分担、環境整備と町のブランド化。
持続可能性を考えるにはゴールと戦略を考えなきゃいけない。
単なる植樹マスの話なんですけどねー。