本日はパッシブシステム研究会にて辻野建設工業株式会社が今まで取り組んできたパッシブハウスについて発表せよとの機会を与えられ、15分ばかり話します。
パッシブシステムでは外気を一度床下に取り込み、その後、床下パネルヒーターで温められた空気がガラリを通じて室内に入れます。
最終的には専用煙突で外に排出する機械を使わない換気システムです。
高い断熱性能と機密性があるからこそ実現できる工法です。
コレが発表資料↓
パッシブシステムを始めた時に先輩会員から言われた「パッシブは哲学だ」と言う言葉は強烈でした。
なるほど確かにパッシブは計算ソフトを回して空気の流れを予測し、ガラリの数を決めたりする科学的取り組みでありますが、基本的には自然の力を信じて、その恩恵を活用する仕組みです。
これは換気にとどまらず、人と自然の共生に通じる考え方で、当社はパッシブのそんなところに共感して取り組んでます。