先日、由仁町の田園住宅を見てきました。
「優良田園住宅の建設の促進に関する法律」が今から24年前、1998年7月15日に施行されました。
由仁町は北海道でも早くこの制度を使って田園住宅を手掛けました。
この法律の目的は「地域活性化のため定住促進、都市農村交流促進に資する魅力ある住宅の建設(田園住宅)を推進して国民の住宅に対する夢を限りなく実現すること」です。
この目的と一定条件をクリアすれば農地でも宅地に転換できるという制度ができ、当別町も由仁町と同時期に導入しました。
辻野建設工業株式会社が当初、雑種地に5棟、田園住宅を建て、このような住宅を農地でも建てれるようにして欲しいと役場に働きかけ実現した経緯があります。
当社が田園住宅プロジェクトに着手してから約25年、四半世紀が過ぎました。
そして、今度はJR廃線敷地を使った住宅建設や線路付き週末小屋の企画を始め、プロジェクトはまだまだ進行中です。
その間、住む人の入れ替わりや住宅の転売があり、アトリエやカフェを始める人が現れ、議員になったりする人が出てきました。
ご自身の生活を楽しむことも含め、田園住宅に住む人が地域の中でいろいろな活動をされてる事はありがたいと思います。
これからは、森林の農地などの自然環境とのコラボや農業を始めとするビジネスや文化活動が広がっていく事を願ってます。