2022.07.22

言葉の創造性

昨日見たオンライン学習の復習。

テーマはクリエイティブな言葉や文章を生み出す方法。
二つだけ書き留めておこう。

一つ目はオズボーンのチェックリスト九か条。

言葉に限らず新しい事を生み出す思考法です。

1.転用:改変・改良すれば他の使い道はないか?

2.適合・応用:他にこのようなものがあるか? 過去に匹敵したものは何か?

3.変更:色・形・音・匂い・意味・動きを変える事により新しい視点が生まれないか?

4.拡大:大きさ・時間・頻度・高さ・長さ・強さを拡大したらどうか?

5.縮小:小さくできるか?携帯化できるか?短くできるか?省略できるか?軽くできるか?

6.代用:他の材料・他の過程・他の場所・他のアプローチ・他の誰か・異なった成分など、他の何かで代用できないか?

7.再配置:要素・成分・部品・パターン・配列・レイアウト・位置・ペース・スケジュールなどを変えたらどうなるか?原因と結果を替えられないか?

8.逆転:逆にできないか? マイナスをプラスにできないか?

9.結合:何かと組合わせられないか?目的や考えを結合できないか?

使う場面をイメージできませんが、意識と慣れの問題でしょう。

二つ目にコピーライター銭谷侑さんが長年に渡り研究した法則がブログコピーライティングシステムに紹介されてます。

銭谷さんはこれはいい表現だと思う文章を集め一覧表にし、そこからいい表現を生む法則を生み出しました。

大きく分けると2つ。

「何を言うか」と「どう言うか」

「何を言うか」の法則例として「競合・代替手段の欠点」をあげてます。

その例文がこのお菓子屋さんのキャッチコピー。

「チョコをいっぱいもらうイケメンに、チョコをあげたところで愛は伝わるでしょうか?」

和菓子屋さんの競合であるチョコの欠点をついてると言う法則です。

「どう言うか」の法則例として「対句させる」をあげてます。

例文は「愛で地球を救う前に、ポイ捨てやめて原宿を救おう」

確かに「愛」と「ポイ捨て」、「地球」と「原宿」が対比されてます。

銭谷さんのブログにこの他にたくさんの法則が紹介されてます。

最後にこれから分譲しようとしている新田園住宅のキャッチコピーを一つ考えてみました。

「窓辺で頬杖ついて、旅暮らししよう」

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