昨日は当別高校で行われた企業訪問発表会に出席しました。
辻野建設工業株式会社を訪問した生徒の発表もありました。
現在当別高校は普通科1クラス、園芸デザイン科1クラス、家政科1クラスで、いずれも定員割れしています。
学力は低く、地元から入学する子も1~2割と多くありません。
卒業者の半々が進学と就職です。
そんな中、高校活性化の委員会が立ち上がり、どうしたら入学志望者が増え、地域にとって必要な高校になるだろうか?と言う検討が始まってます。
この問題は結構根源的で高校とは何か?学力とは何か?就職や進学とは何か?と言う問いを考えなくてはいけません。
私は当別町商工会の副会長としての立場で委員会に参加してるので、採用と言う面から高校活性化を考えてます。
商工会員や医療・福祉事業者で求人をかけても来ないと悩んでる方はいるのではないか?
そうであれば当別高校から就職してくれるとありがたいのではないか?
来週から当別町商工会で約300社ある会員に当別高校と求人に関するアンケートを配ることにしました。
このアンケートの中には企業として採用後の生徒にできる事を記述してもらう予定です。
例えば資格や専門知識を覚えてもらうために1~2年企業が負担あるいは助成して専門学校に通わせる、なんて事ができないか?
高校時代から企業と生徒が結びつく事で学ぶ目的がハッキリしないか?
企業が採用にかけるお金を人材育成に使えないか?
「学ぶ」のはある意味「稼ぐ」ためでもある。
「稼ぐ」ための学びとは学校で習うことだけなのか?
「稼ぐ」事に焦点を絞った「学び」を展開できないだろうか?
それが高校魅力化とリンクしないか?
町内事業者だけでは採用を吸収できないから、町外企業も巻き込まないといけません。
と言うような事を今、延々と考えます。