先日、引き渡しを終えたとうべつ学園の現場。
約1年半に渡る工事でした。
まずその特徴はステップテラスと呼ばれる階段吹き抜け空間。
この吹き抜けが建物全体の一体感を象徴しています。
ハードな一体感はおそらくメンタルな一体感につながるのだろう。
1年生から9年生に至る連続性を頭ではわかっていたが、現実になると、既成概念が崩れる感覚になります。
9年の連続性とおそらく組み込まれるであろう多様性や柔軟性の組み合わせが、今までにない人間力の発揮につながると思います。
またこの広い廊下がどのように使われるかも興味深いところ。
当別の子供たちにとってこの空間がニューノーマルになるって事が、古い人間の私たちにとっては衝撃です。
この木質感も衝撃的です。
この建物自体が当別町の子育てに対する意思表示と思ってもらっても良いのではないか?
コミュニティスクールであるとうべつ学園は地域に開かれた学校になるべく、時と共に成長していくと思います。