昨日は設計事務所、一寸房さんの会社説明会に参加しました。
最先端の設計技術が実際に使われてる様子を興味深く聞きました。
一寸房さんは設計分野で、意匠・構造・施工・CG の各分野をカバーしてます。
また最近、測量部門を設けて、測量と設計を融合させています。
一寸房さんは3Dスキャナーを持っています。
これで現物を点群データとして保存します。
そうすると現物の図面ができます。
先日は札幌時計台を3日間にわたって測量し、図面データ化し、市役所に寄贈したそうです。
一方でAutodeskのBIMソフトRevit を使いこなしています。
BIM(ビム、Building Information Modeling)とは3次元のリアルタイムかつダイナミックな設計です。
一見、普通の図面に見えても鉄筋や配管データも含み図面を輪切りすると、中がわかります。
3Dスキャナーで記録した図面とRevitで描いた図面を合成する事も可能です。
川に橋をかけるとか、既存道路の上に工作物を置くとかいう場合に便利です。
更にスカウターと言うドラゴンボールに出てくる相手の強さ(戦闘力)を測定できる装置を測量、現場指示に応用しようとしてます。
点データは位置情報と連動させることができます。
リアルな寸法情報がデジタル化され、位置情報とも関連し、設計作業と融合する。
凄い時代が迫っています。