2025.07.18

本格的起業

昨日は旧弁華別小学校でウイスキー蒸留所プロジェクトの事業報告会に出席しました。

主催者である株式会社Whisky Studentの社長田中隆志さんから
「当別蒸溜所の整備に向け、国の補助金などの資金調達が確実となり、当別蒸溜所の整備を進める段階となったことから、事業の進捗状況や具体的な整備計画について、関係機関と情報共有するために、事業報告会を開催します」
と説明がありました。

私は当別町森林組合長として当別産ミズナラの供給と辻野商店として当別町産大麦の供給に関わりました。

田中さんは厚岸の蒸留所で経験を積まれ、その実績を携え実現する場所を当別町に決めました。
当別川の軟水が当別に決めた大きな理由だったそうです。

Whisky Student的ウイスキーとは知的好奇心を満たす事でその4つの特徴は
①多彩な原酒の造り分け
②ICTでデータ蓄積
③AIでデータ活用
④二次元コードで詳細情報開示
です。

出資者にIT会社社長がいて、製造過程の情報を取りまくり、その情報を味や製造機関などの結果と結びつけ、ノウハウの蓄積や公開と改善活動にAIを使うのだそうです。

当別町ではギャニオンさんのメープルシロップや藤田さんのジャージー酪農など本格的な準備をして、事業参入する事例が増えています。

本格的起業の舞台として当別町が選ばれる理由としては当別町の多様性と柔軟性があるかもしれません。

その人の夢や条件を柔軟に受け止める包容力があり、持てる多様な資源を自覚し提案するから、事業実現の場所として選ばれるのかもしれません。

と言う事はまだまだ本格的起業が増える可能性があると言う事か。
期待しましょう。

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