2025.05.28

私と世界と民主主義

「暴走する世界」と言う本を読みました。

イギリスのアンソニー・ギデンズと言う人が1999年に書いた本。

アンソニー・ギデンズはイギリスの社会学者でブレア政権のブレーンとして「第三の道」「ラディカルな中道」を提唱しました。

グローバリゼーションが進む中、国家の役割が相対的に低下する。
しかし、民衆が意思を決定していく民主主義の原理は変わらない。

貝殻の硬い皮である原理は変わらないが、貝の中身である「やり方」や「あり方」は柔らかく変化する。

情報化やグローバリゼーションがより進む未来では国家という人格、あるいは国家を超えた個人の意思が世界の進む方向を決めていくのだろうか。

個人としては世界全体や近隣諸国の動向に注目しながら、様々な国の人達とのネットワークを構築し、日本人として文化や技術、人格を磨きつつ持続可能な経済発展を目指したい。

意識的にいろんな国の人との関わりを得て議論し、信頼関係を築き、共に何らかの成果を生み出せたら良い。

その「やり方」や「あり方」が新しい民主主義になっていくのかな。

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