2025.05.01

洗練された間合いの美

どこに置いたかわからなくなっていた読みかけの本が実家から出てきたので読み終えました。

鷲田清一さんの「「聴く」ことの力」。

結構、難解で手こずりましたが、ホッとしたのは挿絵ならぬ挿写真。
鷲田さん自体も執筆が進まない時にこの写真を見て励まされたと述懐しています。
撮影したのは植田正治さんと言う写真家。

あれ?と思ってます4月27日の日経を見返したら、植田正治さんの記事が載ってました。

なんとも愉快でほのぼのとした写真。

植田正治さん(1913年- 2000年)は日本の写真家。
鳥取県を離れず、砂丘を背景とした演出はUeda-cho(植田調)という言葉で広く紹介されました。

代表作の「パパとママとコドモたち」の間合い、表情、背景にはひょうきんだけど洗練された美が宿ってます。

私も自分の仕事の中にこう言った洗練された美を実現したいものです。

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