相変わらず辻野グループ社員の個人面談をやってます。
いろんな話題が出る中で当然、人事の話になります。
世の中に完璧な人間はいません。
仕事の早い人、遅い人、約束をキチンと守る人、守れない人、コミュニケーションが上手い人、下手な人etc。
会社は社会の縮図、いろんな人がいて結構。
しかしかと言ってお客様からの評価が低いのは会社として致命的。
当然、一人一人の社員のクオリティが高い会社を目指すべき。
そのために我を知り、成長し、自信や誇りを持って仕事をする社風、会社の文化、システムを構築するのが会社にとって永遠のテーマ。
ところが中小企業はキチンとした社員教育プログラムはありません。
ないから勝手に成長しろと言うのは無責任。
結局、小さいから個々の顔が見える中で、お互い観察し、声をかけ、指摘し、先輩は部下を教え、部下はついていく、日頃の仕事の中で個々人や組織が育っていくのが中小企業的な成長プロセスなのかな、と思います。
長い付き合いを通じてわかる社員の人となりや社員同士の人間関係を時には人事として配置転換、業務内容変更、組織改編としてアウトプットする。
人事によって個々や組織のパフォーマンスが上がるのが良い人事。
新入社員の入社、レイアウトの変更、機械化など、何かの変化とともに人事を行うのもアリだと思う。
毎日、一年中、人事を考えてるわけではないが、人事とはどうあるべきかを考え、時々実施し、その人事を行った目標を達成するべくフォローし、その経験を次の人事に活かす。
その長期的PDCAを大事にしたいと思う。